バリックパパンから、マハカム川沿いの都市であるサマリンダを経由して、コタバングンまで行きます。バスを乗り継いでの旅になります。
バリックパパン、サマリンダ行きバスターミナルまでの行き方
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サマリンダ(Samarinda)はカリマンタン島最大の街で、人口は約104万人。マハカム川沿いに位置し、東カリマンタン州の州都でもあります。
サマリンダ行きのバスは、バリックパパンのバトゥアンパル(Batu Ampar)バスターミナルから出ます。
バリックパパン市内には「アンコット(Angkot)」と呼ばれる乗り合いミニバンが走っています。バトゥアンパルバスターミナルまでは3番アンコットが運行しています。
私たちは街の中心にあるホテルに宿泊しており、ウォーターフロントから北向きに伸びるメインストリートでアンコットを拾いました。バスターミナルまでの所要時間は約30分、料金は一人10,000ルピア支払いました。
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バスターミナルは意外にもモダンな建物でした。バス乗り場と待合室は下階にあります。切符はバスに乗車してから購入します。
バリックパパンからサマリンダまでのバス料金と所要時間
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バリックパパンのバスターミナルからサマリンダまでは約105kmです。料金はバスターミナル1階に料金表があり、サマリンダまではエアコンなしバスで一人45,000ルピア、エアコンバスは55,000ルピアと書かれていました。
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バリックパパンからサマリンダまでは高速道路ができており、所要時間は2時間だそうです。
バリックパパンからサマリンダまでのバス旅
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私たちがアンコットでバトゥアンパルバスターミナルに着いたとき、サマリンダ行きのバスはすでにバスターミナルに停まっていました。エアコンなしバスで、座席は片側2列、3列のバスです。
乗車して5分もたたないうちにバスはバスターミナルを出発。ところが、バスターミナルを出たあと、Soekarno Hatta通りとの交差点で、乗客が集まるまで30分ほど停車しました。バスターミナルまで行かず、手前の交差点でアンコットを降りる方が若干速く移動できるかもしれません。
バスは9時38分になってやっと動き出しました。街を出てほどなく高速道路に乗りました。パームやしのプランテーションを眺めながら快走し、サマリンダのバスターミナル、Samarinda Bus Terminal (Balikpapan – Samarinda)には午前11時30分ごろ到着しました。
サマリンダからコタバングン(Kotabangun)までのバス料金と所要時間
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サマリンダには複数バスがありますが、バリックパパンからのバスは街の西側にあるバスターミナルに着きました。コタバングンまでのバスもここから乗ることができました。
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サマリンダからコタバングンまでは約100km、バス運賃は一人50,000ルピアです。所要時間は約4時間といわれました。
コタバングン行きのバスは、看板には1日4便と書かれていますが、本当に4便運行しているかどうかは定かではありません。次のバスは午後1時出発だといわれたので、切符を買ったあとお昼ごはんを食べに行きました。
バスターミナルの敷地内に小さなレストランが数軒あったので、その中の一つでスープ麺をいただきました。バクソ(Bakso)と呼ばれる、小椀に入った麺にミートボールのようなものがのっています。
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量は少なめですが、この日はホテルの朝食をたっぷり食べたあとの早いランチだったのでちょうどよい分量でした。
サマリンダからコタバングンまでのバス旅
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ランチから戻るとすでにコタバングン行きのバスが停まっており、荷物が積み込まれていました。
エアコンなしのバスです。バリックパパンからサマリンダまでのバスはけっこう空いていたので、このバスもそんなに混まないかもとたかをくくっていたら、意外にもほぼ満席になりました。予定時刻に10分遅れて、午後1時10分に出発しました。
コタバングン到着
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コタバングンまでの道は状態があまりよくなく、距離の割に時間がかかります。途中で荷物や乗客を降ろしながら進み、コタバングンの街に入ったのは午後5時前でした。
私たちは、最終のバスターミナルの手前、宿泊しようと思っていたホテルの前でおろしてもらうことができました。
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